10年ぶりの数学少年の部屋

「数学が好きです」と堂々と言えるほどのレベルではないのですが面白いと思ったものを自由に投稿しています

【大学入試014】佐賀大学

10個のアルファベットの大文字\(\rm A\),\(\rm B\),\(\rm C\),\(\rm D\),\(\rm E\),\(\rm F\),\(\rm H\),\(\rm I\),\(\rm O\),\(\rm X\)を重複を許して並べてできる5文字の順列を1枚のカードに1つずつ書くとする.なお,文字\(\rm H\),\(\rm I\),\(\rm O\),\(\rm X\)は上下を逆さまにしてもそれぞれ\(\rm H\),\(\rm I\),\(\rm O\),\(\rm X\)と読めるので,これらの文字で書かれた5文字の順列はカードごと上下を逆さまにすると,\(i=1\),\(2\),\(3\),\(4\),\(5\)に対して\(i\)番目の文字がもとの\(6-i\)番目の文字に対応する5文字の順列が書かれたカードとして使えるものとする.
例えば,\(\rm HIOXX\)と書かれたカードは上下を逆さまにして,\(\rm XXOIH\)と書かれたカードとしても使える.しかし,\(\rm ABEIF\)と書かれたカードは上下を逆さまにすると5文字の順列を表すカードとしては使えない.
上下を逆さまにすることにより1枚のカードを2度まで使うことを許すとする.すべての順列を書くためには,最小限で何枚のカードが必要か.

 

★上下反転により別の順列になるカードの枚数を数える★